やはりmediawikiを再設置してみた。

PBWikiというのが人気らしいので、乗り換えようと思いましたが色々と容量等に制限があるらしくてやめました。オープンソースwikiという感じではないっぽいです。 

勉強会用のwikiになら用途的にいいんじゃないかと思いました


というわけで、mediawikiを再設置しました。mediawikiは天下のwikipediaを筆頭に様々なプロジェクト等に導入されているwikiです。wikipediaが別のwikiに移転する事が無い限り当面は安泰かなと思ったり。国内で大人気なPukiWikiとかと比較すると導入するのがちとめんどくさい + 日本語の情報が少ないのであまり導入される事が無いかと思いますが編集はpukiwiki等と比べると遥かにし易いし、wikipediaと同じように編集できるのでなにかとおもしろかったりします。

導入の流れとしてはmediawiki dl 解凍 アクセス mysqlの設定 反映 LocalSettings.phpの移動 LocalSettings.phpの変更 extensionの導入という感じでした。

LocalSettings.phpに追加したのは以下のソース

$wgEnableUploads = true;

# logo
#$wgStylePath = "/wiki/skins/";
# logo settings
$wgLogo = "{$wgScriptPath}/skins/common/images/matome.png";
 
#$wgDefaultSkin
 
# permission settings
$wgGroupPermissions['*' ]['createaccount'] = false;
$wgGroupPermissions['*' ]['edit'] = false;
 
$wgAllowUserCss=true;
 
$wgAllowUserJs  = true;
$wgAllowUserCss = true;
 
$wgFavicon = "{$wgScriptPath}/skins/common/images/favicon.ico"; 

単純に設置するなら10分、色々と設定するのに30分くらいかかったと思います。 

あとはソース色付け+ソース貼付けプラグイン+tex+手頃なextensionを入れればとりあえずmediawikiの環境設定としては十分な気がします。

以下はそれを導入するための手順


texのextensionとしてのTexvc

Manual:Enable Texあたりを参考にして行う。このextensionはちなみにデフォルトでmediawikiのフォルダに入っています

まず、始めにmediawikiをインストールしたディレクトリに行くとmathサブディレクトリがあるので、そこに移動してmakeを実行する。makeが成功した場合は、mediawikitexを使うための導入に成功。失敗した場合は色々と準備をし直す必要があるので、必要条件を見直す(ocaml辺りが必要。sshで入れないレンタルサーバーだと厳しい?)

次に、texを有効にするための設定を行う。
やる事は、LocalSettings.phpに以下のような設定にする

$wgUseTex = true
$wgEnableUploads = true

$wgUseTexはちなみにデフォルトだとfalseになっています。

これで、texの表記が可能になります.



次に、ソースコードを貼付け + 色付けをするるためのextensionを導入する

SyntaxHighlight_GeShiの導入の通りにやる

cd extensions
svn co http://svn.wikimedia.org/svnroot/mediawiki/trunk/extensions/SyntaxHighlight_GeSHi

cd SyntaxHighlight_GeSHi
svn co http://geshi.svn.sourceforge.net/svnroot/geshi/trunk/geshi-1.0.X/src/ geshi

最後にLocalSettings.phpに以下の行を追加する

require_once("extensions/SyntaxHighlight_GeSHi/SyntaxHighlight_GeSHi.php");

これで、ソースコードを貼るためのsource要素をmediawiki内で使う事が出来るようになります

以上で最低限度の設定が終了になります。あとは好みに応じて色々とextensionをいれるなり、cssを変えるなりロゴを変えるなりするといいと思います