[irc] IRCは技術を磨くのに実によい場なのになんで日本にはそういったチャンネルが見当たらないのか?

まぁそもそもはやらなかったってのが理由に挙げられると思うのだけど..


はやらなかった理由はググってもろくな説明してるサイトが無かったからだと思う。(IRCの総本山とかってかかれてる京大のサイトはリンク切れとかになってるしw)興味はあるけど、調べてもやり方わからないからいいやって感じでw 日本人はめんどくさがりなのです

面白いチャンネル見つけるのにも一苦労するし。ていうかチャンネル説明しているサイト自体、ろくに無いんだよね. とはいうものの,IRCってのは技術、特にプログラム関係の技術を高めるには手っ取り早い場の提供をしてくれる。特に海外の場合こういった例が顕著である。

たとえば、IRCはケビンミトニックとかの本にも書いてるよう、にハッカーたちの技術交流的なチャンネルとか最先端の技術の論議の場として海外ではIRCは重宝されているし、実際こんな記事を見つけた。以下はじめの文を引用してみる

この数年間、最も革命的なソフトウェアのいくつかは、シリコンバレーの新興企業や有力大学からではなく、つつましやかに運営されている1つのチャットルームから誕生している。

 影響力を持つ一連の概念のもとをたどっていくと、『#ウィンプログ』(#Winprog)というインターネット・リレー・チャット(IRC)チャンネルに行き着くことに、テクノロジー業界に身を置く人の多くが気づきはじめている。

記事の内容はちょっと古いけれども、現在でもIRCが重要な技術交換の場としてその地位を保っているという事は容易に推測できる。しかしながら、日本ではこういったサイトというものが見られない. 会が印の技術者はこういったIRCのチャンネルの場を通じて互いの技術を高めていっているのに日本にはそういったチャンネルは見当たらない。あるとしたら大抵ちょっとした雑談の類のチャンネルばかりである。

これは非常にもったいないと思う。IRCが技術を磨く格好の場であるということは認知済みであるのに、日本ではなんでこういったチャンネルが存在しないのかと不思議に思ってしまった。

あと、やっぱり研究とか仕事の場であると結構重宝しそう。まぁ、実際に導入している会社もあるんだけど、その数はやっぱり少ないと思う。かなり使えるツールなのにもったいない。というか仕事より学術的な研究で使ったほうが何かと便利だと思うのだけど、研究のためのツールとしてIRCを使っている研究室ってのもあんまり無いと思う。 う〜む、なんでだろか.. まぁ、はやってないからなんだろうけどさぁ.. はやらないと、どんなに使えるツールでも導入はあまりされないだろうしねぇ.

しかしながらこんな文を読むと

しかし、#ウィンプログの驚くほど広範にわたる大きな影響力から恩恵を受けているのは、この2人だけではない。#ウィンプログのメンバーたちが助言を与えている相手には、DVDの暗号化技術を破ったヨン・ヨハンセン氏(日本語版記事)や、『スマートFTP』を開発したマイク・ウォルター氏、米エレクトロニック・アーツ(EA)社のゲーム開発者たち、『Windows Vista』(ウィンドウズ・ビスタ)の技術チーム、米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所の請負業者などがいる。マイクロソフト社にいたっては、20人を超える開発者が毎日チャットルームに出入りして、サポートを受けたり与えたりしている。

 「『Win32 API』[32ビット版ウィンドウズのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)]の知識を持つ人がいてとても助かった。IRCには知識豊富な人々がいて、助けを求めればたいてい、その分野の経験を持つ人が見つかる」と、フランケル氏は語る。

 #ウィンプログの古くからのメンバーたちも、プログラマー向けの授業を何週間も受けるより#ウィンプログに1時間いたほうが多くのことを学べると口を揃える。

日本にこういったチャンネルが無いってのは絶対もったいないと思うわけなのですよ。なぜかというと、グーぐるなんかで検索して資料を探すよりも、その道のエキスパートの人に直接教えてもらった方が何倍も価値があると考えられるからです。

というわけで、今からでも遅くは無い??から、なんかおもしろいチャンネルができないかなーと思いましたとさ。

参考記事 
技術革新を生み続けるチャットルーム『#ウィンプログ』(上)

冒険か無か 日本のIRC事情

IRC 社内勉強会

IRC protocol

winprog