[本] 今月の中央公論 大学の絶望を読んだ
書店に行くときは雑誌を5,6冊くらい軽く眺めて適当に読むのが常なのですが今月の中央公論、大学の絶望はなかなかお勧め.といっても立ち読みなので内容はうろ覚えだったりしますが
内容はまず阪大総長と京大名誉教授との対談の他色々
特集の内容としては
- 学部1,2字体制が崩壊しつつある
- 法学部とか経済学部でなく、○○環境学部とか、総合○○学部とかよくわからない学部が増えている。
- 大学へ学問をしに行くという意識が無くなっている
- 専門知識を身につけるためとかそういう意識が強くなっている
- 論文の内容が大量尚かつ浅いものが増えている
- 専門分野の細分化及び大学教員のポスト争いの激化などが原因とか
- 大学広報はもっときちんとホームページの更新など行うべし
もうひとつ面白いものがあって、こちらは霞ヶ関理系官僚の憂鬱
内容はこんな感じ
- 官僚は今も昔も基本T大法学部の天下
- 馴れ合い組織なので、理系だと出世は望まれない。尚かつ技官だと格下扱いされる
- 土木系の組織?ではある研究室のOBばかりが活躍する等ということもおこっている
- T大工学系ほげほげ研究室のOBばかりが土木系でなんか色々とでかい派閥をつくってるとか
- 議員のきまぐれで、無駄な時間を取られる
- 議員には逆らえない and 対応するのがめんどい。俺が天下の(ry
- 特殊空間で生活することになる
- 特殊な世界の住人なので世間的の流れが次第に分からなくなっていく。
とまぁ色々と面白そうな内容が書いてあるので大学生なら読んでおくとよいかなと。Forbesも読んだけどめんどいので省略
こっちは日本の優良企業ランクとかそんな感じであったが、トップはトヨタとかキャノンとかホンダとか10年前とたぶん変わらないし、20年前ともたぶんあまり変わらない。